英検®準2級のリスニングは、日常会話やアナウンスなど身近な内容が多い反面、聞き逃すと点数を落としやすいパートです。
この記事では、過去問分析から見えた出題傾向と攻略法を整理し、さらにチェックリスト形式で学習の振り返りができるようにまとめました。
記事の最後には、無料で使える配布プリント(Word)のダウンロードリンクも用意しました。
出題形式と攻略ポイント
Part 1(会話の応答選択)
- 短い会話の最後に「自然な返答」を選ぶ問題
- 定型表現を覚えておくことが得点安定のカギ
- 例:Sorry, I forgot.(ごめん、忘れてた)
- Thanks for letting me know.(教えてくれてありがとう)
- 家庭・学校・買い物の場面をイメージすると理解しやすい
Part 2(会話+質問)
- 少し長めの会話を聞き、次に何をするか?どこでの会話か? を問われる
- 対策ポイント
- 疑問詞(What/Where/Why/When)を意識する
- キーワード(time/place/problemなど)を聞き取る
- 家族・学校・予約・トラブルなどのシーンが頻出
Part 3(短い説明文+質問)
- アナウンスや短い説明文を聞いて要点をつかむ問題
- 定番テーマ
- 学校(試験・オープンデイ)
- 健康・習慣(運動・食事・学習法)
- 公共アナウンス(駅・飛行機・コンサート)
- 人物ストーリー(夢・仕事・日常)
- 接続詞(because / so / but)に注目すると流れを追いやすい
効果的な学習法
- シャドーイング:音声にかぶせて声を出し、イントネーションもまねる
- ディクテーション:短い文を書き取り、弱点を発見
- 聞き流し+集中聞きを組み合わせる
- 通学・家事中は聞き流し
- 学習時間は「誰が・どこで・何をしたか」を集中して確認
- 基本的な質問文に慣れておくこと
頻出語彙・表現
- 依頼・勧誘:Would you like ~? / Can you help me ~?
- 予約・買い物:reservation / receipt / platform / order
- 学校・生活:homework / exam / report / racket / computer
- 健康・習慣:healthy / exercise / food / stress / sleep
本番での心構え
- 最初の1文に集中して「場面設定」をつかむ
- すべて理解しようとせず「キーワード」で判断する
- 選択肢を先に確認しておくと聞き取りやすい
- 勝手な想像で選ばないこと
- 最後まで集中。特にPart 3は「結論」が最後に出やすい
✅ 学習チェックリスト
- □ Part 1の定型表現を覚えている
- □ Part 2で疑問詞を意識して聞ける
- □ Part 3で接続詞に注目して要点をつかめる
- □ 毎日シャドーイング練習をしている
- □ 週1回はディクテーションを行っている
- □ 予約・買い物・学校・健康関連の単語を復習した
- □ 本番前に選択肢を先に確認する習慣がある
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Word版を用意しましたので、ご活用ください。
まとめ
準2級のリスニングは「日常会話+アナウンス」が中心。
場面と表現をセットで覚えることが得点アップの近道です。
この記事の攻略法とチェックリストを活用して、毎日の学習に取り入れてみてください。
※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。本記事は英検®の公式見解を示すものではありません。

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