英検2級 面接で落ちないコツ|ミュージアムの物語で“ストーリー説明”をマスターしよう!

英検2級 面接対策|ミュージアムの物語でつかむ「ストーリー説明」のコツ

「英検2級の面接、ストーリー説明が苦手…」そんな高校生、多いですよね。
今回は、よくある「ミュージアムの物語」を題材にしながら、実際にどう話せばいいのかをわかりやすく解説します。
英語が得意じゃなくても大丈夫。ストーリーの“流れ”さえつかめば、自然に話せるようになります!

1. 英検2級の面接の流れ

英検2級の面接は、面接官と1対1で行われるスピーキングテストです。時間はおよそ7分。流れを知っておくだけでも、緊張がかなり減ります。

  • 🪞 入室 → あいさつ
  • 📄 カードを受け取り → 20秒間黙読
  • 🗣 英文を音読
  • 🎨 ストーリー説明(イラスト3コマ)
  • 💬 意見を述べる質問
  • 🏁 退室

この中でも一番差がつくのが、「ストーリー説明」です。

2. 「ストーリー説明」ってどんな問題?

準2級までは、絵を見て「何をしているか」を説明する問題でした。
でも2級では、“出来事の流れ”を過去形で語るストーリー形式になります。

つまり、単なる「動作の説明」ではなく、
「いつ」「誰が」「何をして」「どうなったか」を物語のようにつなげる力が必要なんです。

イメージ:
One day, a family went to a museum.
They left their child in the playroom.
Then, something happened…

この“流れ”を自然に話せるように練習していきましょう。

3. オリジナル例題:Tanaka family at the Museum

ここでは、田中さん一家が美術館を訪れた日の出来事をストーリーにしてみましょう。

🎨 Story Example

導入:
One sunny Sunday, the Tanaka family went to a science museum.
They decided to leave their little son in the kids’ corner while they looked around.

展開:
Ten minutes later, Mr. Tanaka was taking pictures of the robot exhibition,
and Mrs. Tanaka was enjoying the art area upstairs.

結末:
Two hours later, they visited the gift shop.
Mr. Tanaka bought a toy robot for his son,
but Mrs. Tanaka looked a little worried and said, “I hope he’s okay.”

このように、導入 → 展開 → 結末の流れを意識して、
“Then” “After that” “Finally” などでストーリーをつなげていくのがコツです。

完璧な文法よりも、話がスムーズに伝わることが大事!

4. 準2級との違い

ここが一番よく間違われるポイントです。

比較項目 準2級 2級
説明形式 人物の動作を説明 出来事の流れを語る
時制 現在進行形 過去形+過去進行形
話すポイント 今の様子 「何が起こったか」+「どうなったか」

「物語の流れで話す」という感覚をつかむと、一気にレベルアップできます!

5. 独学でもできる練習法

特別な教材がなくても、練習はできます。次のステップで繰り返してみましょう👇

ステップ1:タイマー練習

スマホのタイマーを20秒にセット。
「黙読→音読→ストーリーを話す」を本番と同じ順で練習!

ステップ2:録音して聞き返す

最初は恥ずかしいですが、自分の声を聞くと弱点が見えてきます。

ステップ3:接続語を意識

“Then / After that / Finally”を自然に使えるように。
会話っぽく話すだけで印象がぐっと良くなります。

6. よくある失敗と対策

  • 😅 導入文を言わずに絵の説明を始める → 「One day, …」から始めよう!
  • 😶 吹き出しや矢印を無視 → 絵の中のすべての情報を使おう!
  • ⏳ 現在形で話してしまう → ストーリーは過去形が基本!
  • 🧱 単文だけで終わる → “Then / After that”で話をつなぐ!

7. まとめ:自分の言葉で話すことが一番大切

英検2級の面接は、英語の知識よりも「伝える力」を試すテストです。
緊張しても大丈夫。自分の言葉で、自分のペースで話せばOKです。

焦らずに「物語の流れ」を意識すれば、きっと合格できます!

英検®は公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
本記事は独自に制作したもので、当協会とは関係ありません。

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