高校英語リスニング教材の効果的な使い方|音声付き学習で“聞ける耳”を育てる
「何度聞いても英語が聞き取れない…」
そんな悩みを持つ高校生は多いのではないでしょうか。
この記事では、リスニング教材を使って“聞ける耳”を育てる練習法を紹介します。
共通テスト・英検準2級・英検2級のリスニングにも効果的です。
🎧 なぜリスニング教材が必要なのか?
リスニングが苦手な生徒の多くは、「音を聞いても意味につながらない」状態にあります。
その原因は、次の3つに分けられます。
- 語彙を知っていても、音で聞き取れない
- 単語と単語のつながり(リエゾン)に慣れていない
- 英語の語順で理解するスピードが遅い
つまり、“音で理解する訓練”が必要なのです。
リスニング教材をうまく使うことで、この3つの壁を同時に超えることができます。
🗂️ 教材の構成と使い方
ここでは、音声付きリスニング教材を最大限に活用するための練習手順を紹介します。
💡 Step 1:音声を聞く(全体をつかむ)
最初はスクリプトを見ずに聞いてみましょう。
完璧に理解する必要はありません。聞こえた単語や内容をざっくりとつかむことが目的です。
💡 Step 2:スクリプトを見ながら音読する
次に、スクリプトを見ながら音声をまねして声に出します。
この音読が「聞ける耳」への第一歩。
発音・リズム・イントネーションに注目して練習しましょう。
💡 Step 3:シャドーイングで反応速度を上げる
音声を聞きながら、少し遅れて同じように発話するシャドーイングを行います。
「英語を日本語に変換せずに理解する」練習になります。
💡 Step 4:スクリプトなしで再挑戦
最後に、スクリプトを見ずにもう一度聞いてみましょう。
最初に比べて理解できる部分が増えているはずです!
📘 おすすめ教材例
無料で使える英語リスニング教材には、次のようなタイプがあります。
- NHK WORLD「News in Easy English」(ナチュラル発音+短文)
- BBC Learning English(語彙+ニュース+クイズ)
- 音読さんやTTSReaderで自作スクリプトを読み上げ
自作教材を使う場合は、短文(100〜150語)でテーマを絞ると効果的です。
たとえば「学校生活」「環境」「テクノロジー」など、身近で話しやすい話題がおすすめです。
🧭 練習を習慣化するコツ
- 1日15分でOK。毎日少しずつ継続する。
- 同じ音源を3日間繰り返すと定着率が上がる。
- 「音読 → シャドーイング → 聞き直し」の3ステップを習慣に。
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