「単語は覚えたのに、長文になるとわからない…」
「英作文で使おうと思っても、どの単語を使えばいいかわからない…」
そんな経験、ありませんか?
👉 まだ単語の覚え方が定まっていない人は、こちらの記事を先にどうぞ。
高校英単語の効率的な覚え方|3ステップで記憶に定着する暗記法
英単語は“覚えて終わり”ではなく、“使えるようになってこそ本当の力”になります。
この記事では、覚えた単語を英作文や読解の中で自在に使いこなすための6ステップを紹介します。
ステップ① 例文を「分解」して理解する
単語を例文ごと覚えたら、次は「その文を分解して」使い方を分析しましょう。
例:I realized that I was wrong.
→ realize=「〜に気づく」+ that節をとる動詞
こうして構造を意識すると、「どんな形で使われているのか」が見えてきます。
単語を“文法と一緒に”理解することで、応用が利くようになります。
ステップ② 自分の言葉に置き換えて使う
例文をそのまま覚えるだけでなく、少しずつ自分の言葉に置き換えて練習しましょう。
例:I realized that I was tired.
→ tiredをlateに変えて
I realized that I was late.(遅れていることに気づいた)
1つの単語を3パターン言い換えてみると、記憶がより深く定着します。
ステップ③ 英作文でアウトプットする
覚えた単語を「使う」最短ルートは、英作文です。
Q. What do you think is important for studying English?
A. I think it’s important to keep learning every day.
“important”“keep”などの基本単語でも、文を組み立てれば立派な表現力に。
「知っている単語を使って自分の考えを伝える」練習が、英作文上達の第一歩です。
ステップ④ 長文読解で「使われ方」を確認する
次に、実際の英文の中で単語を探してみましょう。
The number of people who support this idea is increasing.
「あ、supportって“支持する”の意味で出てる!」
このように“覚えた単語を見つける体験”を繰り返すことで、読解力が自然に上がります。
ステップ⑤ 同義語・関連語で広げる
1つの単語に似た意味を持つ語をセットで覚えると、語彙力が一気に伸びます。
- support ⇔ help, back up
- increase ⇔ rise, grow
- reduce ⇔ decrease, cut down
英検や共通テストでは「言い換え表現」が頻出。
この学び方は、読解にもライティングにも効果抜群です。
ステップ⑥ 音読+シャドーイングで定着
声に出すことで、単語と発音・リズムがつながり、記憶が長持ちします。
特にシャドーイング(音声のすぐ後を追って話す練習)は、
リスニング力と発話力を同時に伸ばせる最強のアウトプット法です。
よくある失敗とその対策
- ⚠️ 単語帳で覚えて満足してしまう → 文で使ってこそ定着!
- ⚠️ 日本語訳だけ覚える → 使う場面を意識しよう!
- ⚠️ 長文に出ても気づかない → 意識的に「見つける」練習を!
英語は“実際に使ってみる”ことで初めて「自分の言葉」になります。
まとめ|覚えた英単語を使いこなす3つのコツ
- 📘 文法とセットで理解する
- 📗 自分の文で使ってみる
- 📕 長文で「出てくる単語」に反応する
単語を“覚える”から“使う”に変えるだけで、英語力は大きく伸びます。
今日からアウトプットを意識して、英単語を「使える武器」にしましょう✨
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